□4月20日(火)


これほどの信仰


マタイの福音書8:5-17(10)

日毎の糧

 イエス様がカペナウムに入られると、一人の百人隊長がみもとに来て、中風の為、ひどく苦しんでいるしもべを治して下さるように懇願しました。イエス様は「行って彼を治そう。」と言われました。しかし、百人隊長はイエス様を自分の屋根の下にお入れする資格は、自分にはないと考え、「ただ、お言葉をください。そうすれば私のしもべは癒やされます。」と言いました。彼がこのようにしたのは、軍隊の上意下達体系をよく知っていたからです。イエス様は彼の言葉を聞いて驚きました。「イスラエルのうちの誰にも、これほどの信仰を見たことがありません。」と言われました。彼の信仰は、イエス様の御言葉の能力を信じる信仰でした。イエス様は彼の信仰をほめて、異邦人たちは天の御国に入るようになるけれど、イスラエルは外の暗闇に放り出され、そこで泣いて歯ぎしりをする、と言われました。これは、イエス様の恵みと天の御国に入る特権が、信仰のある異邦人に与えられると言うことです。イエス様は彼に、「あなたの信じる通りになるように。」と話され、彼の信仰を祝福されました。するとちょうどその時、そのしもべは癒されました。

 イエス様は、熱を出して寝ているペテロの姑を治して下さいました。イエス様は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負ったメシアです。これは預言者イザヤを通して語られたことが成就するためでした。イエス様は私たちのわずらいと病を担うことで、私たちを回復させて下さいます。このイエス様を信じて出ていく人は、すべてのわずらいと病を治していただけます。イエス様は御言葉の能力を信じる信仰を喜ばれ、祝福して下さるお方です。



適用:御言葉の力を信じていますか

一言:ただ、お言葉を下さい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧