□4月21日(水)


私に従って来なさい


マタイの福音書8:18-22(22)

日毎の糧

 一人の律法学者がイエス様に来て、「先生。あなたがどこに行かれても、私はついて行きます。」と言いました。彼は聖書先生でした。彼はイエス様を立派な先生だと考え、また自分の学問的な好奇心の為にも、イエス様に従おうとしたようです。イエス様は彼に「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕するところもありません。」と言われました。「枕するところもない」とは、貧しい生活を意味します。自分の理想と期待だけを持ってイエス様に従うことは出来ません。イエス様の弟子は苦難を覚悟しなければなりません。弟子の生き方とは、私たちのために貧しくなられたイエス様を見習い従う生活だからです。

 また、別の一人の弟子がイエス様に「主よ。まず行って父を葬ることをお許し下さい」と言いました。古今東西、父親を葬ることは一番重要なことでしょう。ところが、イエス様は「わたしに従って来なさい。死人たちに、彼ら自身の死人たちを葬らせなさい。」と言われました。これは、この世のどんなことよりも、イエス様に従うことが最も大切で重要なことであることを教えてくれます。イエス様以外のものを最優先する人は、イエス様の弟子にはなれません。イエス様の弟子は、イエス様に従うことを生活の第一に置かなければならないのです。



適用:何を一番大事にし、重要と考えますか

一言:イエス様

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧