□6月11日(金)


栄光と美を表す聖なる装束を作れ


出エジプト記 28:1-30(2)

日毎の糧

 本文は、大祭司の装束に関する定めについてです。神様ご自身が知恵の霊を満たした、心に知恵のある者たちが、栄光と美を表す大祭司の装束を作るようにさせました。そして、大祭司アロンを聖別するように告げました。大祭司とは、聖なる者であり、栄光のある者だからです。エポデは肩を覆うものです。エポデと肩当てを付け、二つの縞めのうを取り、その上にイスラエルの息子たちの名を刻ませました。六つの名を一つの石に、残りの六つの名をもう一つの石に、生まれた順に刻むようにされました。そして印章を彫る宝石細工を施して、イスラエルの息子たちの名をその二つの石に彫り、それぞれを金縁の細工の中にはめ込ませました。これは大祭司がイスラエルの12部族を肩にかけて神様の御前に出て行き、祈るようにするためでした。さばきの胸当ての中にはウリムとトンミムを入れました。神様はさばきの胸当てを通してご自分の御旨を表し、イスラエル民たちが義の道を歩むように導いてくださいます。

 神様は、ご自分の選ばれた祭司長アロンとその子らを聖別されました。私たちは新約時代の福音の祭司長です。それは聖なるかつ栄光あるものです。私たちはこの時代の祭司長として、隣人のために祈り、御言葉を伝える使命を忠実に果たすべきです。神様は祭司長に栄光ある装束を与えてくださいました。神様はご自身が聖別した者には、この世の基準とは区別されたしるしを与えてくださいます。信じる者たちに与えられるしるしとは聖霊です。信じる者には、聖霊がその人の中に住まわれ、喜びと平安があり、永遠のいのちが与えられます。私たちは聖霊の御助けによって祭司長の使命を果たすことができます。



適用:福音の祭司長としてのアイデンティティがありますか

一言:栄光と美を表す聖なる使命

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧