□6月12日(土)


主の聖なるもの


出エジプト記 28:31-43(36)

日毎の糧

 本文は大祭司の服とその他の衣服に関する内容です。大祭司はエポデの下に青服を着ます。その真ん中に首を通す口を作ります。その口の周りにはほころびないように織物の技法を凝らして縁を付け、よろいの襟のようにします。その裾周りには、青、紫、緋色の撚り糸でざくろを作り、そのざくろの間には金の鈴を作ります。すなわち、青服の裾に金の鈴、ざくろ、金の鈴、ざくろとなるようにすることで鈴の音が鳴るようにしました。これは主の幕に入るときのノックのようなものです。また、それは神様の御言葉をすべて守るべきであると自らに言い聞かせるためのものでもあるのです。大祭司は額の上に『主の聖なるもの』と彫った純金の印章を付けました。これは、大祭司とは主の聖なるものとして捧げられた者であることを表しています。信じる者は、新約時代の祭司長として、神様によって聖別された者たちです。額の上に純金の札をつけた大祭司のように、私たちは聖なる生き方をしなければなりません。

 大祭司ではない祭司職のアロンの子らは、裸をおおう亜麻布のももひきを着て、長服を着て、飾り帯を付けなければなりません。祭司たちは聖所での務めのために祭壇に近づくときには、それにふさわしい服を着なければなりません。ふさわしくない服を着てしまうと、神様に逆らうことになります。神様に仕えるとき、神様が告げられた定めによって従うべきです。それこそが神様の御前に近づく聖なる者の姿勢です。



適用:どんな姿勢で、主に仕えていますか

一言:聖なるものとして

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧