□7月20日(火)


天の御国で一番偉い人


マタイの福音書18:1-14(4)

日毎の糧

 弟子たちが、「天の御国では、いったいだれが一番偉いのですか。」とイエス様に尋ねました。イエス様は、子どもたちのようにならなければ、天の御国に入ることができず、子どものような人が、天の御国で一番偉いと言われました。子どものようだという意味は、自分を低くする人、つまり謙遜な人を意味します。 謙遜な人が天国で一番偉い人です。自分が偉い人だと考える時、人を無視しやすくなります。特に子どものような小さい者たちを無視しやすいです。しかし小さい者たちの一人をつまずかせる罪は、大きな石臼を首にかけられて、海の深みに沈められるほど大きな罪なのです。イエス様は、私たちが小さな者たちの一人をつまずかせないためには、手足を切り捨て、目をえぐり出して捨てるほど罪と戦わなければならないと言われました。

高慢な心を持っている時、私たちの心に天国はありません。また、他の人に大きな苦痛を与えます。しかし、謙遜な心を持っている時、私たちの心に神の国が訪れます。自分が低くなった分、他の人は高くなって力を得て幸せになります。謙遜は私も幸せにし、他の人も幸せにします。しかし、謙遜になることは簡単ではありません。高くなろうとする心と戦わなければなりません。私たちは、子どものように自分を低くして小さい者たちの一人に仕える必要があります。大変なことですが、そうするなら、私たちの心と私たちが属する共同体が天国のような場所になるでしょう。



適用:天の御国で偉い人になりたいですか

一言:子どものようになってください

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧