□7月29日(木)


恥じることのない働き人


テモテへの手紙第二2:14-26(15)

日毎の糧

当時、ギリシャ哲学の影響を受けて人々はことばについての論争を好んでいました。教会も影響を受けて、俗悪な無駄話が増えました。しかし、これは何の益にもならず、聞いている人々を滅ぼすことになります(14)。人々は俗悪な無駄話によって、ますます不敬虔になります(16)。愚かで無知な議論は、争いのもととなるだけです。熟練した者とは、何よりも真理の御言葉をまっすぐに解き明かす人のことです。真理を解き明かす時、自分の考えや状況に合わせることなく、御言葉が意味していることを正しく把握します。そのためには自分自身を神様にささげるように最善を尽くさなければなりません。具体的には御言葉の黙想と研究のために心と時間を費やすことです。

 神様に貴く用いられる器になるためには、自分の心を清くしなければなりません。いくら能力や賜物が多くても、心が清くなければ神様が用いられることはありません。従って、私たちは不敬虔な世の中で生きていながらも、世俗化しないようにいつも自分を見張ることが大切です。特に、若者の無限な可能性をつぶしてしまう情欲を避けなければなりません。情欲とは性欲だけではなく、神様の与えておられる境界線を越えた肉体の欲求を満たすことでもあります。インターネットやTVからの淫乱を避けましょう。代わりに祈り、御言葉、聖霊の力をより求めましょう。御言葉を自分のうちに住まわせ、祈る習慣を身につけましょう。きよい心で主を呼び求める人たちとともに、義と信仰と愛と平和を追い求めることに励みましょう。



適用:恥じることのない働き人として熟練していますか

一言:御言葉をまっすぐに解き明かしなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧