□8月5日(木)


彼に、神の霊を満たした


出エジプト記31:1-18(3)

日毎の糧

 神様は、天幕を作るのにふさわしい人々を召され、彼らに必要なものを供給してくださいました。ユダ部族出身のベツァルエルには、神様の霊を満たし、知恵と英知と知識と、あらゆる務めにおいて、研究し、意匠を凝らして天幕の器具を作るようにされました。また、ダン部族出身のオホリアブには、知恵ある心をくださり、ベツァルエルを助け、会見の天幕と器具を作るようにされました。それで神様の御業を行なう人々は、神様がくださる知恵と力の霊を受けなければなりません。聖霊で満たされると、神様の御業を行なうことができます。また、神様の御業は、一人でできるのではなく、神様がお立てになった同労者たちと力を合わせて行わなければなりません。

 天幕を作りながらも、安息日には必ずそれを休んで主の安息を守らなければなりません。安息日は、神様とイスラエルの間をつなぐものであり、イスラエルの民を他の民から区別するしるしでした。神様は、「安息日を汚す者は殺されなければならない」と言われます。これは、神様との契約を破る大きな罪だからです。神様は十戒を刻んだ二枚の石板をモーセにくださいました。これは、神様が自ら書いたものであり、神様と人との間の契約関係を堅いものにするためです。神様は、十戒の御言葉に基づいて私たちと会ってくださり、親密な契約関係を維持してくださいます。私たちは、神様がくださった御言葉を心の板に刻んで生きなければなりません。そうすることで、神様と深い愛の関係を維持することができます。



適用:神様の御業を行なうために、聖霊で満たされることを願っていますか

一言:神様の霊

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧