□9月19日(主日)


イエス様の権威に従わなければ


マタイの福音書21:33-46(41)

日毎の糧

 イエス様はご自分の権威に従わない彼らの末路がどうなるのか、一つのたとえを言われます。ある家の主人は完璧にぶどう園を造って農夫たちに貸して旅に出ました。収穫の時が近づいたので、主人は自分の収穫を受け取ろうと、しもべたちを遣わしました。ところが、農夫たちは収穫を渡すどころか、しもべたちを捕まえて、打ちたたき、殺し、石打ちにしました。彼らは、主人を主人として認めず、ぶどう園を自分たちのものと考えました。しかし、主人は堪えました。主人は、前よりも多くの、別のしもべたちを再び遣わしました。しかし、農夫たちは彼らにも同じようにしました。二度も傷つけられましたが、主人は最後に自分の息子を遣わしました。これにより主人の誠実さと慈しみ深さを表しました。そして主人の権威を受け入れることを切実に願いました。

しかし、彼らは息子を送った主人の心を推し量ろうとするより、跡取りだから殺して、相続財産を手に入れようと考えました。そして彼を捕らえ、ぶどう園の外に放り出して殺してしまいました。主人が農夫たちのところに息子を送ったのは、力と権威がないからではなく、忍耐と哀れみ豊かな方であったからです。とうとう彼らはどうなりますか。イエス様のたとえを聞いていた彼ら自らがその答えを言いました。「その悪者どもを情け容赦なく滅ぼして、そのぶどう園を、収穫の時が来れば収穫を納める別の農夫たちに貸すでしょう。」そうです。彼らは神の国を奪われ、滅ぼされるでしょう。神様の愛と権威を持って来られたイエス様を受け入れず、主人になりすます彼らは、裁きを受けます。



適用:あなたはどんな農夫ですか

一言:収穫の時が来れば収穫を納める農夫

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧