□9月25日(土)


はるかに重要なものをおろそかにしている


マタイの福音書23:13-24(23)

日毎の糧

 本文は、律法学者たちとパリサイ人たちに対してイエス様が災いを宣布された内容です。彼らは悪い影響力によって人々が天の御国に入る門を閉ざして地獄(ゲヘナ)の子にしていました。彼らは物質を愛し、神殿より神殿の黄金を、祭壇より祭壇の上のささげ物を、もっと大事だと教えました。彼らは本質的なことを疎かにし、付随的なことをもっと大事だと考えました。

彼らはミント、イノンド、クミンの十分の一を熱心に捧げました。これは彼らが細かなことにも徹底的に神経を使って十分の一をささげる生活をしていたことを意味します。それ事態は立派な行為ですが、彼らは律法の根本精神である「正義とあわれみと誠実」は捨てました。これは、ブヨはこして除くのに、らくだは飲み込んでいるようなものでした。

 信仰生活において本当に重要なことが何であるかを考えなければなりません。外的な行為が完璧に近いとしても、もしその行為に精神と本質が欠如しているのなら、その行為は無意味です。イエス様の弟子たちは外的な信仰の行いもよくやるべきですが、何よりもそれが信仰の本質と精神からそれていないかを振り返ってみなければなりません。私たちは時々本質的ではないことを強調し過ぎていないでしょうか。外的な行いは熱心であっても、「正義と哀れみ」を失ってはいませんか。誠実な心なしに習慣的に外的なことにだけ神経を使っていませんか。



適用:もっと重要なことが抜けないようにしてください

一言:正義、哀れみ、誠実

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧