□9月27日(月)


最後まで耐え忍ぶ人は


マタイの福音書24:1-14(13)

日毎の糧

弟子たちは、華麗な宮に注目しました。しかしイエス様は、その宮の「どの石も崩されずに、他の石の上に残ることは決してありません」と言われました。徹底的にすべてが破壊されるということです。弟子たちは、イエス様に宮とエルサレムの滅亡、そして主が来られることと世の終わりについて質問しました。イエス様はまずそのようなことが起こるしるしが何かを言われました。イエス様の名を名乗る者が大勢現れて、自分がキリストだと言って多くの人々を惑わします。戦争や戦争のうわさを聞くことになります。民族が民族に、国が国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。たくさんの災難が地球を襲います。その時、クリスチャンたちはイエス様の御名を信じることのゆえに、多くの苦しみに合わされ、殺されます。そのため多くの人が信仰の道につまずき、互いに裏切り、憎み合います。偽預言者が大勢現れて多くの人を惑わし、不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えます。そのような状況下で、イエス様の御名を否認せずに生きることは、とても難しいです。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証され、それから終わりが来ます。

 華麗な世がクリスチャンを誘惑します。患難と迫害の中で救いの恵みを守ることは易しくありません。しかし、どんな誘惑と迫害の中でも私たちは救いの恵みを命のように思い、それを守らなければなりません。すべてのことを失っても、救いを失わない人々が真の勝利者です。彼らは世の終わりに主が来られる時、カラカラと笑うことでしょう。反面、今の瞬間を楽するために、あるいは今、目の前の苦難を避けるために主を裏切る人は最後の瞬間、苦い涙を流すようになります。



適用:誘惑と迫害に揺れ動くのですか

一言:耐え忍ぶ人

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧