□10月23日(土)


永遠の住まいがあることを知っています


コリント人への手紙第二5:1-10(1)

日毎の糧

 「私たちの地上の住まいである幕屋が壊れ」るという言葉は、肉体が死ぬことを意味しています。パウロは死が来ることを知りました。しかし、彼は少しも失望しませんでした。なぜなら、肉体が死ぬと、神様が下さる建物、即ち、人の手によらない天にある永遠の住まいを着るようになるからです。つまり、神様から栄光なる新しい肉体を受け取るのです。当時、ギリシャの哲学者たちは、肉体を魂の墓だと考え、死ぬことは、肉体を脱ぎ、肉体のない自由な魂になることだと考えました。しかし、パウロは、脱いで終わるのではなく新しく上に着るのだと話します。私たちは、決して朽ちない天からの住まいを上に着るようになります。死ぬはずのものが、いのちによって呑み込まれるのです。どのように私たちはそれを確信出来るのでしょうか。まずは、神様がその保証として御霊を下さいました。私たちは、御霊による喜び、平安、愛を味わう時、天の御国の一部を味わっているのです。私たちはまた、信仰によっても確信できます。私たちは、見えるものによらず、信仰によって歩んでいるからです。

パウロは生きるにしても死ぬにしても、ただ、キリストがあがめられることを願いました。将来、誰もが、善であれ悪であれ、それぞれ肉体においてした行いに応じて報いを受けるために、キリストのさばきの座に現れることになります。私たちの望みは、この世にはなく、天の御国にあります。



適用:私の望みは何ですか

一言:天にある永遠の住まい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧