□11月27日(土)


あらゆる国の人々を弟子としなさい


マタイの福音書28:16-20(19)

日毎の糧

 11人の弟子は、ガリラヤでよみがえられたイエス様と出会い、拝しました。しかし、弟子の中にはイエス様のよみがえりを疑う者もいました。この時、イエス様は弟子たちに大命令を与えられました。「あらゆる国の人々を弟子としなさい」。イエス様の弟子はあらゆる人を弟子とすることです。弟子にするためには、まず父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授けないといけません。これは彼らを救い、また神の子としてのアイデンティティーを与えるためです。またイエス様が命じておいた、すべてのことを守るようにすることです。弟子たちの中にはイエス様のよみがえりを疑うほどに信仰が弱くなったものもいました。イエス様は彼らに世界宣教の命令を与えました。今でも同じです。弟子たちのように弱い私たちにも、イエス様は「あらゆる国の人々を弟子としなさい」と命じられます。私たちがこの命令に従うことは大切なことです。

 弟子たちはどのようにしてあらゆる国の人々を弟子とするのでしょうか。天においても地においても、すべての権威が与えられているイエス様がともにおられるので、成し遂げられるのです(18)。イエス様は天においても地においても、すべての権威があり、弟子たちに約束されます。「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」弟子たちは弱くても、イエス様の約束を信じ、世界宣教の命令に従うのなら、ともにおられるイエス様がこれを成し遂げられます。すべての権威があるイエス様、私たちがこの方を信じ、あらゆる国の人々を弟子とするみわざに献身してゆかなくてはなりません。具体的には、父、子、聖霊の名においてバプテスマを授け、イエス様がよみたえられたすべてのことを教え、守らなければいけません。



適用:イエス様の最後の命令は何でしょうか

一言:弟子としなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧