□1月25日(火)


私の泉はみな あなたにある


詩篇87:1-7(7)

日毎の糧

 主の礎は聖なる山にあります。主はヤコブのどの住まいよりもシオンの門を愛されました。シオンの門とは、エルサレムの町々を象徴します。神様がこれを一番愛する理由は、エルサレムに主の宮があるからです。人間の華やかな住まいより、主の宮が大切なのは、主の宮で神様とその民が出会うからです。主の宮で神様に礼拝し交わりをする時、民たちは神様の恵みと祝福を得ます。詩篇著者は「神の都よ、あなたについて誉れあることが語られている」と歌いました。神様が臨まれる所には、どこでも栄光があります。

 ラハブとバビロン、ペリシテとツロ、クシュも、どれも神様を知らない異国の民たちです。しかしラハブとバビロンが神様を知る者として記憶されるでしょう。ペリシテとツロ、クシュもともに、異国の民ですが、この都エルサレムで生まれる者と呼ばれる者になるでしょう。神様はシオンを建てて、シオンを通して、この者もあの者も、この都エルサレムで生まれます。シオンはこの世の全ての民の中で、神様の民を産ませる助産士の役割を果たします。これは、新約時代に異邦人たちが教会を通して救いを受けるという救いの御業に対するビジョンです。

 神様が国々の民を登録される裁きの日が近づいています。神様は、彼らの数を数えられ、裁かれます。その時、いのちの書に記録されない者は、泣いて歯ぎしりします。反面、救いの恵みを得た者、歌う者も踊る者も、泉がシオンにあると告白します。なぜなら、彼らはいと高き方ご自身が堅く建てられたシオンを通して、救いを得るからです。



適用:私の泉はどこにありますか

一言:いと高き方

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧