□1月28日(金)


私の真実を偽らない


詩篇89:19-52(33)

日毎の糧

神様は、ダビデを選んで王として立てて下さいました。ダビデの生涯には、数多くの敵が現れ、危険と罠と苦難がありました。到底抜け出せないような危機に、何度も直面しました。しかし、敵はダビデに害を加えることはありません。危険と苦難はダビデを倒すことが出来ません。神様はご自分が選んだダビデと共にされ、彼を堅く、力ある者にされたからです。神様はダビデの敵を打ち砕き、彼を憎む者を打ち破り、彼の角を高く上げられました。又、彼の子孫をいつまでも、彼の王座を天の日数のように続かせると約束されました。神様はご自分が選ばれた子供と一緒にされます。その子を守り、強くされました。

 もしダビデの子孫が神様の命令を守らないなら、どうなりますか。杖をもって彼らの背きを、むちをもって彼らの咎を罰すると言われます。神様は、ご自分の選んだ民が神様の律法を離れて生きることを放っておかれません。民を愛し、選び、とこしえに堅くすると約束されたので、むちをもって、罪から離れ立ち返るようにさせます。

 主の民が神様の命令を守らず、神様がその民に懲罰を与えたら、神様の契約は破れたことになるのでしょうか。神様は人間の罪と反逆にもかかわらず恵みを施し、真実を貫き通されます。神様の聖によって誓った契約を必ず守られます。現在、神様の民たちの立場は惨めな状態です。イスラエルの罪のゆえに神様は怒りを発しました。主の民は恥辱を受け略奪されています。詩人は、神様の契約を覚え、その契約に基づいてただ祈ります。彼は、神様は激しく怒られましたが、変わらない神様なので契約を破棄しお捨てにならないことを確信しました。それで彼は祈ります。私たちは自分の罪ゆえ厚かましくても、ご自分の民に向けられた変わらない主の恵みと真実と契約を信じるべきです。詩人のように主の品性と契約に頼り、主に出て行き祈らなければなりません。



適用:真実でない私自身を見てはいませんか

一言:神様は真実です

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧