□5月15日(主日)


主の御名によって来られる方


マルコの福音書11:1-11(9)

日毎の糧

 イエス様と弟子たちがエルサレムの近くに来た時、イエス様は二人の弟子を向こうの村へ遣わされました。そこに行って、まだだれも乗ったことのない子ろばをほどいて、引いて来るように命じられました。もしだれかが、「なぜそんなことをするのか」と言ったら、「主がお入り用なのです」(3)と返事すれば許してくれると言われました。

 弟子たちがイエス様に聞き従った時、イエス様の言われたとおりに子ろばの持ち主は許してくれました。弟子たちは、子ろばをイエス様のところに引いて行って、自分たちの上着をその上に掛けました。そして、イエス様はそれに乗られました。イエス様がろばに乗ってエルサレムに入城すると、多くの人たちが自分たちの上着と葉の付いた枝を道に敷きました。これには王に対する敬意と歓迎の意味があります。人々はイエス様を王として迎え入れ、前を行く人たちも、後に続く人たちも叫びながら、熱く歓迎しました。人々はイエス様を、自分を救ってくださる王として迎え入れました。エルサレムはイエス様への讃美で満ち溢れました。イエス様は王として民に崇められ、ほめたたえられながらエルサレムに入城されました。

 エルサレム入城のために子ろばを引いて来るように命じられたイエス様は、世界のすべてがご自分の所有であることを示されました。弟子たちはイエス様の御言葉に聞き従った時に、はじめてそれを知ることができました。ろばに乗って入城されたイエス様は平和の王で、謙遜と柔和の王です。このような王であるイエス様には、どんな人でも近づくことができます。イエス様は私たちを罪と死から救ってくださる王です。イエス様を王として迎え入れ、イエス様に治められる人は、平和の中で生きるようになります。



適用:イエス様に治められていますか

一言:謙遜と平和の王

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧