□6月22日(水)


恵みとくすしい御業のゆえに主に感謝せよ


詩篇107:1-16(8)

日毎の糧

イスラエルは荒野や荒れ地をさ迷いながら、住むことのできる町への道を見出せなかった人々でした。彼らは、飢えと渇きによって魂が衰え果てた人たちでした。ところが彼らが主に向かって叫ぶと、神様は彼らを苦悩から救い出してくださり、まっすぐな道に導き、人が住む町へと向かわせてくださいました。渇いた魂を満ち足らせ、飢えた魂を良いもので満たしてくださいました。よって、主の恵みとくすしい御業のために神様に感謝しなければなりません。人が闇と死の陰に座し、苦しみのかせに縛られているのは、神様の御言葉に逆らい、いと高き方のさとしを退けたからです。神様は、苦役によってそんな彼らの心を低くされます。彼らがよろけても誰も助てくれる人がいません。激しい苦しみを通して心が苦悩し、謙遜になるようにされます。そして彼らが神様に向かって叫ぶとき、神様は彼らを苦悩から救い出し、闇と死の陰から導き出し、彼らのかせを打ち砕き、救ってくださいます。神様は私たちの叫びを聞き、恵みを施し、くすしい御業を成されるお方です。私たちはさ迷い、闇と死の陰に座すことがあります。それにもかかわらず、私たちが神様の民として生きていけるのは、神様が私たちを哀れんでくださって恵みと奇跡を施してくださるからです。このことを考えるとき、どうして賛美せずにいられるでしょうか。



適用:私に臨まれたくすしい御業は何ですか

一言:苦悩から救われた

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧