□6月25日(土)


私は祈るばかりです


詩篇109:1-31(4)

日毎の糧

 ダビデは悪者たちの慈悲のない悪口を聞きました。彼らは邪悪な口と欺きの口、偽りの舌を持って理由もなく憎しみの言葉で攻撃しました。愛を持って接しましたが、彼らは敵対しました。ですから、ダビデが出来ることは祈るばかりでした。沈黙しておられる神様を呼び求めるばかりでした。彼らは善に代えて悪を、愛に代えて憎しみを返しました。それに対してダビデは、神様が神様の法廷で沈黙しないように祈っています。悪者の日数がわずかになり、その務めは他人が取っていくように祈っています。子どもたちは孤児となり、妻はやもめとなり、彼らの子らはさまよいながら物乞いをする者になるように願いました。彼の財産は没収され誰も施しをするものもなく、その子孫は断ち切られ、その罪は永遠に有罪が宣告されるように呪いました。悪人が享受する不当な繁栄と福祉と幸福、すなわち恵みを施さないように願っています。自分の愛と善行が無視され悪口と呪いとなって返される時は、どんな人でも耐え難いでしょう。ダビデは苦しみながらも、人々が自分に敵対するとしても、主の御恵みのすばらしさのゆえに自分を救ってくださるように祈っていました(21)。彼は断食をしながら祈りました。彼は再び神様を見上げながら「彼らは呪います。しかしあなたは祝福してください(28)」と祈っています。敵対する者たちは、サタンがダビデの隣に立って彼を告発するように呪いましたが、ダビデは主が右に立っておられ自分に対するサタンから救われることを祈って感謝しています。



適用:ゆえもなく攻撃されるとどうしますか

一言:祈るばかりです

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧