□6月26日(主日)


私の主、とこしえに祭司


詩篇110:1-7(1)

日毎の糧

 詩篇110篇はユダの王の戴冠式で使われた詩篇として知られています。ダビデは王(メシヤ的王)を指して自分の主と呼んでいます。主である神様はダビデの主に、敵をその足台とするまで神様の右の座に着いているように言われました。主の力の杖をシオンから伸ばして敵を治めるようにされます。主の戦いの日に主の民は聖なる威光をまとって喜んで仕えます。主の若さは朝露のようです。主である神様は王にメルキゼデクの例に倣ってとこしえに祭司であると誓われました。ダビデが自分の主だと呼んでいる王、メルキゼデクの例に倣うとこしえの祭司はダビデの子孫として来られますが、ダビデの子孫イエス・キリストを指しています。イエス様はダビデの主であり、とこしえの祭司であられます。 

 イエス様は十字架に付けられ蘇られて神様の右の座についておられます。敵をその足台として裁かれます。ご自分を十字架に引き渡してくださることによってただ一度で永遠の贖いを成してくださり、ご自分の民をとりなしてくださる永遠なる祭司となられます。主であり、大祭司であられる私たちの主に朝露のような青年達が聖なる威光をまとって喜んで献身します。主と大祭司であられる主が私たちを治めてくださり私たちの中で朝露のような主の青年たちを立ててくださいますように祈ります。



適用:イエス様はどなたですか

一言:私の主、とこしえの大祭司

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧