□8月16日(火)


新しい人を着なさい


エペソ人への手紙4:17-24(24)

日毎の糧

 当時、服は身分を表わすものでした。パウロは、信じる者はイエス様を信じることによって身分が変わったので、古い人の服を脱ぎ捨てるように言っています。古い人はむなしい心で歩んでいるので、そのむなしい心を満たそうと肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢を追いかけます。その心は無感覚になって放蕩な生活をします。頑なな心のゆえに神様のいのちから遠く離れて、罪と悪を貪って生きます。以前の生活は、人を欺く情欲によって腐敗していく古い人の生き方です。信じる人は身分上、新しい人ですが、間違って古い人のように振る舞う時があります。キリスト者は以前の古い人の生き方に注意し、脱ぎ捨てなければなりません。

 パウロは新しい身分に似合う「新しい人を着なさい」と言います。新しい人とは、キリストの十字架とよみがえりによって、霊と心が新しくなった人です。新しい人は真理に基づく義と聖の服を着なければなりません。真理に基づく義と聖は神様の御姿です。信じる者は神様の御姿に似ていかなければなりません。そもそも、私たちは神様にかたどって造られた者です。新しい人になって、新しい服を着ている状態です。ですから、ふさわしくないむなしい古い人とは決別して、新しい人らしく生きていかなければなりません。



適用:まだ古い人を着ていますか

一言:新しい人を着なさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧