□8月17日(水)


神様もあなたがたを赦してくださったのです


エペソ人への手紙4:25-32(32)

日毎の糧

 新しい人は心と言葉と行いの面で新しくなっていきます。第一、偽りを捨てて真実を語ります。信じる者は互いに体の一部分であり、互いにつながっており、影響し合っています。例えば、足が錆びたガビョウを踏んでしまったのに、困ったことを隠して大丈夫なふりをして何も言わなかったら、菌がそこから体内に侵入し、破傷風になって体全体が苦しむようになるかもしれません。ですから、偽りを捨て、互いに愛の中で本音を語りあい、励まし合い、助け合う関係を築くことが大切です。第二、怒っても罪を犯さないで、憤りを鎮めます。怒ったまま相手に反応したり、何かを決断したりしてはいけません。怒っている内容を神様に持って行き、祈りの中で憤りを治めていかなければなりません。そうすれば、悪魔に攻撃の機会を与えずに済みます。第三、盗みをしないでむしろ分け与えます。困っている人のために自分の手で正しい仕事をし、労苦して働きます。第四、悪い言葉をいっさい口から出しません。不平不満の言葉、否定的な言葉、汚い言葉、冷やかす言葉の代わりに、慰めと励ます言葉、感謝と褒め言葉、理解と愛の言葉を語ります。必要なときに、人の成長に役立つことばを語り、聞く人に恵みを与えます。

 新しい人は、聖霊と神様とキリストを念頭に置いて生きて行かなければなりません。まず、聖霊を悲しませてはいけません。信じる私たちは聖霊によって証印を押されているので、終わりの贖いの日に聖霊が救いを保証してくださいます。聖霊を苦しませないためには、無慈悲、憤り、怒り、怒号、ののしりの悪意を抱いてはいけません。また、新しい人は神様がキリストにおいて人々を赦してくださったように、互いに親切にし、優しい心で赦し合うのが望ましいです。私たちは新しい人として、聖霊に喜ばれる日々を、神様とキリストに倣い似て行くようにしながら、生きて行かなければなりません。



適用:神様に倣っていますか

一言:赦しなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧