□9月25日(主日)


耐え忍んだ人々は幸いである


ヤコブの手紙5:7-20(11)

日毎の糧

ヤコブは、主の再臨を待ち望む聖徒たちに、やるべきことが何であるかを言っています。一つ目として、耐え忍び、文句を言い合ってはいけません。当時、聖徒たちは信仰のせいで世間から激しい迫害を受けていました。このような状況の中で彼らが一番すべきことは、さばきの主が再臨される時まで耐え忍ぶことでした。農夫が貴重な実りを得るまで耐え忍んで待つように、信者はさばきの日まで忍耐しながら待つべきです。耐え忍んだ人々は幸いです。なぜなら、苦難の中で忍耐した者は、神様の慈愛と憐れみを受けるからです。ところが、長く耐え忍びながら警戒すべきことは文句を言うことです。状況が悪くなって難しくなっても、互いにつぶやき合ってはいけません。裁きを免れるためです。

 二つ目として、苦難の中でも祈り、互いに罪を言い表すべきです。人々は苦難と試練の前では、心配したり文句をつぶやいたりしやすいです。しかし祈ることによって神様にもっと近づくべきです。その時、その人は神様に出会って力を受けます。リーダーたちは、肉体の病によって苦しんでいる人々のために祈るべきです。信仰による祈りは、病む人を回復させます。互いに罪を言い表し、互いのために祈るべきです。癒されるためです。

 三つ目として、罪人を立ち返らせるべきです。世は、信者たちが真理から離れるように誘惑します。それで、真理から離れて迷う兄弟たちがいます。この時、間違った道に外れてしまった彼らを放置したり、罪に定めたりするのではなく、彼らが悔い改めて神様に立ち返るように助けるべきです。これは、罪人の魂を死から救い出すことです。これは、再臨を待ち望みながら私たちクリスチャンが担うべき使命です。



祈り:主よ、私たちが主にあって耐え忍び,主の栄光を示す愛の共同体として、互いに祈り、助け合いながら主の再臨を待ち望むことができるように助けてください。

一言:忍耐しながら祈りなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧