□9月28日 (水)


聖なる道


イザヤ書35:1-10(8)

日毎の糧

本文は、望みと喜びの歌です。神のさばきの後にやってくる救いを歌っています。その時、荒れ果てた荒野と乾いた地は喜びます。砂漠はサフランの花を咲かせ、喜びます。そして、主の栄光を見ます。信仰によって生きていても、私たちの手が弱くなったり、ひざがよろめいたりする時があります。しかし、神様の救いを仰ぎ見るなら、私たちの手は強くなり、ひざはしっかりしてきます。心騒ぐ者たちは、もう恐れてはいけません。神様が来て復讐し、報い、救ってくださるからです。その日は、救いの日です。その時、目の見えない者の目が開かれます。耳の聞こえない者の耳があけられます。足のなえた者は鹿のようにとびはねます。荒地に川が流れ、潤いのない地は水のわく所となります。さらに驚くことに、そこには大路があります。砂漠が大路になるとは、まさに奇跡です。その道は「聖なる道」と呼ばれます。ただ贖われた者たちだけが通ることのできる道です。これはイスラエルが将来、神様の救いを受け、聖なる道を通ってエルサレムに至ることを教えてくれています。

本文の歌は、キリストを通して贖いを受けた私たちの歌でもあります。私たちは過去、罪の道を通りました。その道は、汚く、臭いのする醜いものでした。しかし、キリストは私たちを罪から救い、聖なる道を通らせてくださいました。この道は、悪い勢力が害することのできない安全な道です。この道は、神様の国に至ります。この道を通る者は一番祝福を受けた者です。



祈り:主よ、私が聖なる道を通る者になったのは、あなたが私を贖って下さったからです。今日もあなたへの感謝と喜びの歌を歌いながら歩みます。

一言:贖いを受けた者

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧