□11月25日(金)


良い知らせ


イザヤ書52:1-12(7)

日毎の糧

 エルサレムと神殿は、無割礼の異邦人によって破壊されました。そのため、イスラエルの民は落胆と絶望の中で苦しんでいました。預言者はそんな彼らに向かって叫びます。「目覚めよ、目覚めよ。力をまとえ。」イスラエルは神様を離れて偶像に走ったので、選ばれた民としてのすべての栄誉を失い、奴隷に転落してしまいました。しかし、神様が買い戻してくださると、自由の身になります。神様が彼らを支えてくださると、以前の栄誉を取り戻すことができます。主の時になると、エルサレムの民たちは、バビロンの支配から自由になったという喜びの知らせを持って走ってくる足を見るようになります。その光景を見た人々はこう言います。「良い知らせを伝える人の足は、山々の上にあって、なんと美しいことか。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、『あなたの神が王であられる』とシオンに言う人の足は。(7)」

エルサレムの現状は破壊と廃墟ですが、神様の民たる者は、神様が治めることによって成される素晴らしい御業を見るべきです。神様が私たちの罪を赦して治めてくださることによって、私たちの人生は回復されます。新しい希望に溢れる歴史が始まります。それゆえ、イスラエルは絶望と挫折の座から立ち上がり、救いと希望を喜び歌わなければなりません。そして、イスラエルはバビロンを去らなければなりません。汚れたものに触れず、身をきよめなければなりません。神様は聖なるお方です。神様に治められるためには、罪を悔い改めてきよめられなければなりません。悔い改めてイエス・キリストの血潮によってきよめられる時、神様は私たちの王となられて治めてくださいます。



祈り:主よ、良い知らせを聞かせてくださり感謝します。主なる神さまが私の王であられるので、今日も主の平和と幸いのうちに歩みます。

一言:神様が王として私を治めて下さる

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧