□12月2日(金)


シオンには贖い主として来る


イザヤ書 59:1-21(20)

日毎の糧

 私たちは神様に叫び求め、泣き悲しみ、公正を求め、救いを求めます。しかし公正と救いは私たちから遠く離れています。これは、主の御手が短くて救えなかったり、耳が遠くて聞こえなかったりするからではありません。私たちの咎が、私たちと神様との仕切りとなり、その御顔を隠したからです。私たちの手が血で、指が咎で汚れ、私たちの口が偽りを語り、私たちの舌が不正をつぶやいているからです。神様にはできないことがありません。それにも関わらず、神様が私たちの祈りに耳を傾けず、義を届けてくださらないのは、私たちの罪が原因です。罪を行なう者は光を求めても、闇だけがあり、輝きを求めても、暗闇の中を歩むのです。

 しかし神様はこのような私たちをお見捨てにならず、ご自分の御腕で救いをもたらされます。「しかし、シオンには贖い主として来る。ヤコブの中の、背きから立ち返る者のところに。―主のことば。」神様は公正な方です。同時に、愛が豊かな方です。神様は、背きから立ち返り、贖い主を受け入れる者には、御霊を注いでくださいます。その心と口から、いのちの御言葉がとこしえに離れないようにされます。



祈り:主よ、救い主イエス様を遣わし、私の罪の赦しの道を開いて下さり感謝します。御霊と御言葉がいつも私の口にとどまるように助けてください。

一言:贖い主が来られた

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧