□11月30日(主日)
心が高ぶったアマツヤの最期
歴代誌第二25:14-28(27)
日毎の糧
アマツヤは、エドム征服の戦利品として現地の神々を持ち帰って崇拝しました。彼は、エドムに富をもたらした偶像を慕い求めたようです。神様は、このような彼に向かって怒りを燃やし、預言者を遣わして厳しく咎められました。しかし、彼は預言を遮って拒み、神様の警告を無視しました。高慢になったアマツヤは、北イスラエルの王ヨアシュに宣戦布告しました。ヨアシュは、無謀な戦争を避けるよう提案しましたが、アマツヤは戦争を強行しました。結果はユダの惨敗に終わり、アマツヤは捕虜となり、エルサレムの城壁の大部分が破壊され、神の宮の器具と、王宮の財宝も略奪されました。この惨状は偶像崇拝に対する神様のさばきでした。
アマツヤが心を翻して神様を捨てると、神様の救いと守りの御手は、彼から離れました。アマツヤは、彼に対して謀反を企てた人々に追われ、亡命先のラキシュで殺されました。父ヨアシュの悲劇的な最期から学ばず、同じ過ちを重ねた末路は、まさに高慢の代償です。大きな勝利の後ほど、私たちは高慢になりやすくなります。しかし、高慢は神様からの離反を招きます。謙遜に神様と神様の御言葉に従うことが、高慢の誘惑に打ち勝つ秘訣です。神様は心高ぶる者を退けられ、謙遜な者に恵みを施してくださいます(ヤコブ4:6)。
祈り:人には主以外を求めようとする心があることを学び、悔い改めます。困難の時だけでなく、日常の中の信仰生活こそが大切であることを学びます。よく注意して自分を見つめなおして、いつも謙遜にあなたの御言葉に従うように助けてください。
一言:主に従うことから離れないでください
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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