2024年 07月 01日 (月)
真理の御霊が来ると
将来、人々は弟子たちを会堂から追放するだけではなく、殺すようになります。そうすることで、自分たちは神様に奉仕しているのだと思い込むのです。彼らがこれらのことを行うのは、神様もイエス様も知らないからです。時が来た時に弟子たちがイエス様の言葉を思い出すために、イエス様は彼らにこのことを話されましたが、弟子たちの心は悲しみでいっぱいになりました。しかし、イエス様が去って行くことは、弟子たちにとって、むしろ益なのです。それは、イエス様が去って行けば、助け主が来られるからです。「助け主」は、原語で「パラクレトス」です。そのまま訳すと「そばに呼ぶ」となります。つまり、私たちを助けるためにそばに呼ばれた方なのです。イエス様が去って行かれると、助け主である御霊が弟子たちのそばに来られ、イエス様がともにいてくださったように、弟子たちといつもともにおられ、助けてくださいます。助け主は、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。世の人々に、イエス様を信じないことが罪であること、イエス様によって義と認められることを知らせてくださいます。また、この世を支配するサタンがさばかれたことを宣言します。イエス様には、弟子たちに話したいことがまだ沢山ありましたが、この時、弟子たちにはそれに耐える力がありませんでした。しかし、真理の御霊が来ると、弟子たちをすべての真理に導き入れます。真理の御霊は、やがて起ころうとしていることを弟子たちに示し、イエス様の栄光を現します。
恐れが多く、悟るのが遅い弟子たちでしたが、真理の御霊が来ると、将来のことやイエス様の栄光について悟り、大胆な人生を送るようになります。御霊は、弟子たちが迫害に耐えて大胆にイエス様をあかしするように助けてくださいます。使徒の働きを見ると、御霊に満たされた弟子たちは、迫害を恐れず、大胆に神様のさばきとイエス様による救いをあかしするようになります。真理の御霊が来ると、私たちもイエス様について大胆にあかしすることができます。
祈り:主よ、恐れが多く弱い私たちですが、真理の御霊の力によりあなたについて大胆にあかしできることを感謝します。
一言:真理の御霊による働き
2024年 07月 02日 (火)
求めなさい。そうすれば受けるのです
イエス様は弟子たちに「しばらくするとあなたがたは、もはやわたしを見なくなります。しかし、またしばらくするとわたしを見ます。」と言われました。しかし、弟子たちには主の言われたことが理解できませんでした。そして、悲しみの中にいました。イエス様はそんな弟子たちに対して、悲しみは喜びに変わる、と言われました。それはイエス様が御霊として再び来られるからです。イエス様はそれを産みの苦しみと喜びにたとえて説明してくださいました。女が子を産むときには、その時が来たので苦しみます。しかし、子を産んでしまうと、子が生まれた喜びのために、もはや激しい苦痛を忘れてしまいます。同じく弟子たちもイエス様が御霊として再び来られ、永遠にともにおられるので喜びに満たされます。その日には、弟子たちのうちにおられる御霊がイエス様の御名によって祈る特権を与えてくださいます。弟子たちは今まで、何もイエス様の御名によって求めませんでした。しかし、これから彼らはイエス様の御名によって求めることができます。そうすれば父なる神さまは彼らの祈りに答えてくださいます。イエス様の御名によって祈り、求めたことを受けるとき、弟子たちは喜びに満たされます。使徒の働きには弟子たちが祈る姿が多く記録されています。彼らは共に集まっていつもこころを一つにして祈りました。ペテロとヨハネは、宮での祈りの時間になると宮に上って行きました。ペテロは熱い正午に祈るために屋上に上りました。彼らは祈る喜びを知っていたのです。
また、イエス様は弟子たちに勇気を出すように励ましの言葉を与えてくださいました。この世の生活には苦難があります。しかし、イエス様はこの世に勝利されました。そして、そのイエス様を信じる私たちにも勝利があり、平安を得ることができるのです。
祈り:主が御霊として再び来られ、私たちに喜びを与えてくださったことを感謝します。あなたの御名で求め、日々祈ることができるように助けてください。
一言:主の御名によって祈る
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