2007年日本UBF支部長修養会特別講義の要約
みことばの黙想、その感激の世界へ

2007/1/1 金バルナバ(韓国、光州)

講義の要節)

御言葉:詩119:18 「私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。」

→目を開いて、くすしい御言葉をみる。

メッセンジャの共通課題:「感動のあるメッセージ」

→みことばの黙想が前提となる。

 

 

■1.黙想について

私から先にその世界の感動をみるべき。

→そのためには、目を開くことが大事。

  まずは、私たちの正体性は何かが大事?

→聖書先生であること。

   →聖書先生としての正体性がないと、開かれることはできない。

 

 常に知っている話をすると、飽きてします。

期待感がない。

→いつも同じで新鮮である料理を出すべき。

→新しい料理の感動があるときと、ないとき、客の反応はどうでしょう?

→いつも同じ料理しか作らないコックの料理を食べたくなるでしょうか?

 

例)期待して食堂に入るお客のイメージ。

   →お客は期待して食堂に入ったのに、まずい食べ物になったら?

 

聖書先生は?

聖書の世界を開いて見せられる人。感動を与えるべし。

「こんなすばらしい世界がある」と見せられる人。

私たちがみてない世界を見せられるなら聖書先生、見せられないなら失敗である。

 

黙想は、研究ではない。

→研究も大事であるが、世の中には研究された多くの資料があり、すぐ手に入る。

→霊的に開かれること。黙想で開かれると自分の体験を通してメッセージを準備したとき、感動と喜びがある。

 

奇しい聖書をどう料理する?

なぜ、歌手が歌うと人は、熱狂(興奮)するのか?

→心を動かす何かがあるからだ。感動させる、心をTouchするから。

 

メッセンジャの責任

羊を生かす人(熱狂する羊)。

ほかの人がみてないことをみるべき。

聞いてないことを聞くひと。聖書先生としての責任感。

 

■2.黙想の定義

黙想には時間を必要とする。

→自分のなかで十分考えたもの。

 

刺激なしには私たちの考えが変わらない。

 

研究と黙想の区別

→研究は頭の作業、黙想は心の作業。感動のメッセージは研究より黙想が多い。

→黙想のないメッセージは観念のみ、黙想をへったものは感動がある。

→瞑想は心を空にすることだが、黙想は空にしてすぐ御言葉・聖霊で満たす。

→瞑想はサタンに奪われやすい。

 

■3.黙想の有益

神様との出会い。

 

私たちは復興を願う。

→復興は私の中から起こるべき。

→健全な復興は私の毎日の生活から始まる。

 

私が変わるとセンターが変わる。

 

黙想は心をきれいにする。

 

深さのあるメッセージになる。

 

魅力のあるメッセージ

  →少なくても、私が料理するものは、自分が納得するべき。

 

 

■4.黙想の方法

1)聖書に沈む。

聖書を読むことで聖書を多く知るべき。

多く読む→透視、見えるようになる。

 

2)質問する。

当たり前なことに対し、疑問を持って繰り返し自分に聞く。

 

3)分析より、現場を再現する。

 

4)多角的な観察

放蕩息子の御言葉で次男のことだけ考えるが、長男と父の面もポイントにすることができる。

 

5)聖霊の助けを受ける。

そのためには祈りが必須。

 

6)ゆっくり火をつける。

十分な時間をかけ、待つこと。忍耐の過程が必要。

メッセージの準備は早く始まること。

頭で考えたことをペンで書く。

 

7)Sharing

黙想は自分だけの限界がある。それを補うためには、所感の交わり、読書で他の方が見た世界を見ることも大事

HalfTime」という本を読みながら人生の半分40代を考える。

→ザアカイメッセージを準備しながら、ザアカイの「人生逆転」にポイントをあわせる。

 

8)聖書を聞く。

モーセだけでなく、私に言われた神様の声として聞く。細い声で聞こえる声。

 

9)単語に注意。

LanguageはForm’s of Life。言葉はその人の生を表す。

例)創世記45:5 「今、私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。」

売られた人、遣わされた人の視覚:意識。→どんな意識で生きている?

多くの人は、売られた人の人生を生きている。しかし、ヨセフは遣わされた人の人生。

 

 

■結論

待たされるメッセージ、魅力のあるメッセージになるべき。

時間を投資しないといけない。

私の成長なしに、自分、家庭、教会の成長はなし。

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変更履歴)

2007.1.5 管理者記。