聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2007]

2007年 02月 13日 (火)

ゼカリヤ1:1-21
わたしに帰れ

Ⅰ.あなたがたは(1-6)
 イスラエルの民がバビロンでの七十年間の捕囚生活を終えて、故郷に帰って来た時、神殿は破壊され、町は崩れていました。彼らはこのような荒廃した祖国を見ながらも、変わることなく過去の罪深い習慣に従って生きていました。その時主の御言葉が預言者ゼカリヤに臨みました。「わたしに帰れ。・・万軍の主の御告げ。・・そうすれば、わたしもあなたがたに帰る、と万軍の主は仰せられる。」(3)。神様は罪の中にあるイスラエルの民に、神様に帰れ、と言われます。神様に帰れば、彼らの罪を赦し、彼らと共におられ、彼らを祝福しようとされます。彼らが神様に帰るためには、先祖たちの愚かな行ない、すなわち神様の御言葉に耳を傾けない不従順の罪を見習ってはいけません。神様の御言葉が先祖たちにそのまま起きたことを悟り、罪に対する警戒心を持たなければなりません。私たちが真実に悔い改め、立ち帰りさえすれば、神様は過去を問われず、新しい恵みを注いでくださいます。
Ⅱ.愛の神様(7-21)
 神様は、イスラエルが罪を犯した時、怒られ諸国に渡されました。しかし時になると、彼らを慰められ、憐れみを施されます。神様はご自分の民を苦しめて来た強大国を打たれ、エルサレム神殿を再び建てることを願われます(16)。神様は選ばれた民たちであっても怒られますが、悔い改め立ち帰れば、憐れみを施される愛の神様です。

祈り:主よ!私が先祖の愚かな行ないに従って生きていたことを悔い改めます。今からは御言葉に聞き従う生活をします。

一言:わたしに帰れ


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