聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2007]

2007年 02月 16日 (金)

ゼカリヤ4:1-14
わたしの霊によって

Ⅰ.金の燭台についての幻
 御使いがゼカリヤに金の燭台についての幻を見せてくれました。燭台には七つのともしび皿があり、その上部には七つの管がついていました(2)。また燭台のそばには二本のオリーブの木がありました。この幻で、金の燭台はイスラエルと、今日の教会を象徴します。神様はイスラエルを聖なる国民であり、王である祭司として回復させ、暗い世を明るく照らそうとされました。
 二本のオリーブの木は神様の恵みによって、油を注がれた総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアを指しますが、これは将来来るメシヤのしるしです(14)。神様は選ばれたしもべたちに油を注ぎ、彼らを通して救いの御業を成し遂げて行かれます。
Ⅱ.わたしの霊によって
 神様は、宮の建築の責任を負うゼルバベルを激励するために、次のように言われました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。」(6)。ゼルバベルが宮の建築をしようとする時、多くの障害物がありました。彼は人々と金銭と自分の能力に頼って限界にぶつかりました。このように人間の力と能力によっては神様の御業に仕えることができません。神様の御業は神様みずからが成しておられ、御霊の力によってのみ可能です。それで私たちが目に見える人や金銭に頼らず、御霊に頼る時、神様の御業を力強く担うことができます。

祈り:主よ!私が人の能力に頼らず、ただ御霊の力に頼り、主の御業を行なうことができるように助けてください。

一言:ただ御霊の力によって


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