聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2019]

2019年 03月 12日 (火)

列王記第二 7:3-20(16,17)
主の御言葉のとおりになり

 四人のツァラアトに冒された人が、飢えて死のうが、敵に降参して死のうが、どうせ死ぬのは同じだからと、アラムの陣営に入って行きました。すると、天幕と馬とロバとすべての所有物と食糧を放ったまま、アラムの兵士たちが逃げてしまっていたことを見ました。アラム軍は、イスラエルの王がヘテ人とエジプトの志願兵と合流し、総攻撃をしかけてくると錯覚して逃げたのでした。神様は、神様の方法で彼らの心に恐怖心を呼び起こし、アラムを、イスラエルの領土から追い出されました。このツァラアトに冒された人たちは、食べて飲んで銀と金を取り、勝利感に浸って思う存分楽しみました。彼らは、この良い知らせを人々にも知らせなければならないと思い伝えました。しかし、王は信じられず、偵察隊を先に送りました。情報の真実が明らかになると、民は出て行き、アラムの陣営を存分に略奪しました。すると、主の御言葉のとおり、上等の小麦粉一セアが一シェケルで売られ、大麦二セアが一シェケルで売られました。そして空に窓を作っても、このようなことはおこらないと神様を冒涜した使者は、門から押し出された民によって踏みつけられて死にました。
 神様は天に窓を作るよりも、はるかに大きな奇跡を行なわれました。イスラエルは剣を一度も振り回すことなく勝利を収めました。神様の手は決して短くありませんでした。イスラエルが苦労するのは、自分たちの罪のためであって、神様の力に問題があるのではありません。神様はご自分の能力を示そうとされる時、どんな素晴らしいことも成し遂げられ、神様の力を制限した者たちの口を防いで辱められます。神様はこれにより、ご自分が生きておられる全能の神であることを知らせ、エリシャを神の僕として立てたことを示されました。


適用:神様の力を制限していませんか

一言:御言葉のとおり、成し遂げられる神様


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