聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 07月 10日 (水)

歴代誌第二4:1-5:1(19,20)
主の宮の祭具の作り

 ソロモンは主の宮の本堂工事の後、主の宮で使われる様々な祭具を作りました。青銅の祭壇を作りました。それはいけにえをささげるためでした。鋳物の海は、祭司長とレビ人たちが礼拝をささげる前に身を洗うための水を入れる容器です。それは十二頭の牛の上に据えられていました。牛は清くする力を意味します(ヘブル9:13)。牛の犠牲をとおして、われわれの罪がきよくなり、神様に出ていくことが出来ることを意味しています。今のわれわれは、贖いのいけにえとなられたイエス様の血によって神様に出ていくことができます(ヘブル9:12)。十個の燭台は、暗闇のこの世を明るくする神様の御言葉を意味します。私たちは世の光として、暗い世の中で、福音を宣べ伝える聖なる生き方をし、人々の模範にならなければなりません。十個の机は供えのパンをおくテーブルです。イエス様は私たちのまことのいのちのパンです(ヨハネ6:48)。
 熟練工職人の長フラムは、最高の材料を持ってきて心を尽くして主の宮の祭具(器具)を作りました。フラムはソロモンのために最高の主の宮の祭具を作りました。ソロモンは、量り切れないほどの青銅をつかい、金も惜しみなく使いました。それほどソロモンは真心を込めて主の宮を作りました。
 ソロモンが始めた主の宮のすべての工事が完成しました。主の宮の礼拝をとおして神様に出ていくことができました。イエス様は、「完了した」と言われた十字架での死によって、神様に出ていく新しい生ける道を設けてくださいました(ヘブル10:20)。私たちのために完全な贖いを成してくださった主の御恵みを覚える時、私たち自身を聖なる生けるいけにえとして主にささげることができます(ロマ12:1)。


適用:どんな姿勢で神様に仕えていますか

一言:従順と忠誠


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