聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 07月 22日 (月)

歴代誌第二 14:1-15(7)
主を求めたアサ

 アビヤが死んで、彼の子、アサが南ユダの王となりました。彼が王となった10年の間、国は平穏でした。それは、彼が主を求めたからです。求めたという言葉は、「追求した」「得ようと努力した」という意味です。異邦の国の王たちは、より広い領域と、より大きな力と栄華を得ようと努力します。しかし、アサは主を求めました。彼が王の位にあっても、主を求めたのは、主なる神様こそが、真の王であることを知っていたからです。彼は主なる神様を自分の王として迎え入れ、神様の統治を受け、神様の導きを求める生活をしました。彼は王として、主なる神様の目の前に正しいことを行いました。主が嫌う異邦の祭壇と高き所をなくし、石の柱を砕いてアシェラ像を壊しました。そして、自分だけでなく、ユダの人々にも命じて、主を求めさせ、主の律法と命令を行わせました。神様はこのようなアサに、平安を与えてくださいました。また、町々を建設し、繁栄させました。
 クシュ人ゼラフが軍勢百万人と戦車三百台を率いてユダを攻撃しました。この時も、アサは主を求めました。主なる神様だけが助けとなることを告白し、神様に頼りました。すると、神様はクシュ人を打ちました。アサ王の信仰の通りに、神様は彼とユダの民に大きな勝利を与えてくださいました。主を求める人は、神様と王に仕え、その言葉に従う人生を生きます。また、危機の際に、主のみに頼って助けを求めます。神様はこのような人に、平和と繁栄のある生活を与え、戦争で勝利をくださいます。


適用:平安と繁栄を望みますか

一言:主を求めなさい


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