聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 07月 31日 (水)

歴代誌第二21:1-20(10)
彼が父祖の神、主を捨て去ったからである

 ヨシャパテの跡継ぎでヨラムが代わって王となりました。ヨラムは父のヨシャパテと違い、イスラエルの王たちの道に歩み、アハブの家の者がしたように行いました。アハブの娘が彼の妻だったからでした。彼は父の信仰的な影響を受けるよりも配偶者の影響をもっと多く受けました。彼がこのように主の前で悪を行ったにもかかわらず、神様はダビデと結ばれた契約の故に、ダビデの家を滅ぼすことを望まれませんでした。それはは、ダビデとその子孫にいつまでも灯を与えようと、約束されたからです。
 ヨラムが治めるとエドムが背いて、ユダの支配から脱し、自分たちの上に王を立てました。リブナも背きました。このように、背きが起きたのは、ユダの国力が衰弱していたことを意味します。国が衰弱したのは、ヨラムがその父祖の神、主を捨て去ったからです。神様に仕え、神様を喜ばせる時、私たちの人生は豊かになりますが、神様を悲しませて、罪を犯す時、私たちの人生は衰弱します。一方、ヨラムはユダの山々に高き所を造り、民たちに淫行を行わせ、ユダを迷わせました。彼は民たちに神様の御前で罪を犯すようにそそのかしました。預言者エリヤが書を送り、彼の罪悪を責めて、後に大きな災害が臨むと警告しました。神様はペリシテ人とアラビヤ人の霊を奮い立たせて、ヨラムに敵対させました。そして後に、エリヤが警告した通りに、神様はヨラムを打たれ、彼は不治の病、内臓の病になりました。


適用:強くなって、豊かになりましたか

一言:神様に仕えよう


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