聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 09月 17日 (火)

歴代誌第二33:1-25(12,13)
マナセの祈り

 マナセは十二歳で王となり、エルサレムで五十五年間、王でした。彼は、異邦の民の忌みきらうべきならわしをまねて、主の目の前に悪を行いました。彼は、父ヒゼキヤが取りこわした高き所を築き直し、各種の偶像に仕えました。彼は、主の宮の中に偶像の祭壇を築き、自分の子どもたちに火の中をくぐらせました。卜占をし、まじないをし、呪術を行い、霊媒や口寄せをして、主の目の前に悪を行い、主の怒りを引き起こしました。マナセは、その民に置かれた神様の御心に逆らうことの先頭に立ちました。そのため、ユダの民は異邦人よりも、さらに悪いことを行うようになりました。そこで、主はアッシリヤの軍隊を送り、彼らはマナセを鉤で捕らえ、青銅の足かせにつないで、バビロンへ引いて行きました。マナセは、神様の前に大いにへりくだって、神様に祈るようになりました。すると、神様は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻されました。その後、マナセは外国の神々と偶像、祭壇を取り除いて、町の外に投げ捨てました。民に命じてイスラエルの神、主に仕えさせました。
 マナセは悪い影響を与えた王でした。民はその影響を受けて偶像崇拝をしました。しかし、彼が苦難を通してへりくだり、悔い改めて神様に仕える者となった時、民も神様に仕えさせました。彼は悪い影響を与える者から良い影響を与える者に変わりました。神様は、どんな罪人も悔い改めることを願っておられます。そして、悔い改めれば赦してくださいます。新しく生まれさせてくださいます。そして、良い影響を与える者にしてくださいます。


適用:マナセのような罪人ですか

一言:マナセの祈りを聞いてくださる神様


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