聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 09月 18日 (水)

歴代誌第二34:1-33(19)
自分の衣を裂いたヨシヤ

 ヨシヤは八歳で王となり、エルサレムで三十一年間、王でした。彼は主の目にかなうことを行って、先祖ダビデの道に歩み、右にも左にもそれませんでした。十六歳の時に神様に求め始め、二十歳にはユダとエルサレムで偶像を取り除きました。さらにイスラエルの全地でもそのようにしてから、エルサレムに帰りました。二十六歳の時には主の宮を繕い、修理させました。
 祭司ヒルキヤが、モーセを通して示された主の律法の書を主の宮で発見しました。ヨシヤ王は律法のことばを聞き、自分の衣を裂きました。彼は先祖が主のことばを守らず、行わなかったため、主の憤りが激しいことを知りました。彼は女預言者フルダに律法の書について尋ねました。すると、フルダは、その書物に記されているすべてののろいと主の憤りは注がれる、と言いました。ただ、ヨシヤが神のことばを聞いたとき、心を痛め、神の前にへりくだり、自分の衣を裂き、主の前で泣いたので、彼は安らかに死を迎え、自分の目で、すべてのわざわいを見ることがないと言われました。ヨシヤは民を集め、彼らに契約の書のことばを読み聞かせました。それから、主の前に契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、精神を尽くして、主の御言葉を守り、行うことを誓いました。
 ヨシヤには神様に対する愛と熱心がありました。そのような彼に、主は啓示の御言葉を与えてくださいました。この世で人が受ける一番大きな祝福は、神様の御言葉を受けることです。そして、その御言葉を悟り、悔い改めて、その真理の御言葉を教えることです。私たちが真理の御言葉を知り、教える特権を尊く思い、よく担うことができるように祈ります。


適用:一番の祝福と価値あることは何でしょうか

一言:聖書を読み、聖書を教えること


<<(1)    前のページ(32)    33    次のページ(34)    (35)>>

聖書別日ごとの糧