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2017年 08月 04日 (金)

伝道者ノ書3:1-15(12)
善を行うほか何も良いことはない

 神様がすべてのことを造られました。神様は人々に永遠を慕う心を与えてくださいました。しかし、神様がなさることの全てを測る能力は、人には与えられていません。私たちは、神様が望んでおられることのすべてを知りません。その始まりと終わりをすべて知りません。だからこそ、生きている間にどのように生きるかが非常に大事です。人が生きている間に喜んで善を行うほかは、何も良いことはありません。善を行う人生は美しく、意味と価値のある人生です。良い実を結び、神様の祝福を受けます。したがって、この地に生きている間、私たちは善を行なうべきです。また、神様がなさるすべてのことは、永遠に変わりません。その上に加えることもできなければ、取り去ることもできません。人ができることは何もありません。人はただ神様を恐れなければなりません。神様がなさることに恐れを持って従うべきです。

適用:生きている間に何をするつもりですか

一言:善を行いましょう



2017年 08月 05日 (土)

伝道者ノ書3:16-22(22a)
自分の仕事を楽しみなさい

 伝道者は、人と獣には違いがないことを発見しました。人の人生に起きることが獣にも同じく起きます。同じように呼吸をし、獣が死ぬように人々も死にます。結局、人は獣よりまさっているものではありません。すべてのものはちりから出て、すべてのものはちりに帰ります。これが私たちの人生です。これを見て伝道者は悟ります。人は、自分の仕事を楽しむよりほかに、何も良いことがありません。死ぬという事実を覚えて、現在与えられた自分の仕事に感謝して喜びを味わうべきです。これが、神様が人に与えられた役割です。人々は自分の現在の仕事をおろそかにしやすいです。漠然とした未来に期待して、今の自分の仕事に満足しません。他人の仕事を羨ましく思い、自分の仕事に不満を持ちます。しかし、この地での人生は一度だけです。未来を待っているうちに、いつの間にか死の瞬間が来ます。だから、今の自分の仕事を楽しむべきです。自分自身の今の学校生活、今の職場生活、今の家庭生活を楽しむべきです。神様が自分に与えられた今の使命も喜んで担うべきです。これが私たちの役割です。今の自分の仕事を楽しまなければ、将来の喜びもありません。

適用:自分の仕事をどのように思いますか

一言:楽しみなさい


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