聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2017]

2017年 08月 12日 (土)

伝道者ノ書 8:1-17(12)
神を恐れる者は幸せです

 伝道者は日の下で行われるいっさいのわざとむなしいことを見ました。彼は、罪人が、百度悪事を犯しても、長生きしていることを見ました。また、正しい人に苦痛があることも見ました。悪者に対する報いを正しい人がその身に受け、正しい人の行いに対する報いを悪者がその身に受けることがあります。日の下で行われるすべてのことを理解しようとしましたが、理解できない出来事、不義なことがあまりにもたくさん起きました。このようなことを見ると、この世には正義があるのだろうかと嘆いて落胆してしまいます。しかし、伝道者は神様の中にある正義を見ました。彼が知る限りでは、神様を恐れる者が結局はしあわせになります。悪人は長生きできたとしても、幸せには生きられません。その一生は影のようにあっけなく過ぎ去ります。私たちが神様の観点で人生を眺めないのなら、人生に何の意味も見つけられません。真の知恵は神様から来ます。

適用:悪者がしあわせだと思いますか

一言:神様を恐れる人がしあわせです


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