聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2014]

2014年 12月 09日 (火)

アモス2:1-16
あなたがたを押さえつける

 罪に対する刑罰には、どの国であっても、例外はありません。モアブの三つの罪、四つの罪も、例外にはなりませんでした。ご自分の民、ユダであっても、です。彼らは主の御言葉を無視しました。そのおきてを守りませんでした。先祖たちが従ったまやかしのものに従いました。このような彼らに、主は火を送り、エルサレムの宮殿を焼き尽くします。これは、BC586年に、バビロンの侵略によって、成し遂げられました。人々は、多くの罪を犯しても、それまで何も起きなかったと、さばきを否定します。しかし、主は長く耐え忍ばれますが、必ず罰せられます。その時は、刑罰を取り消しません。
 主は、列国の三つの罪、四つの罪よりも、ご自分の民の三つの罪、四つの罪に対して、さらにお怒りになります。イスラエルの罪は、どの国よりも、多くありました。彼らは貪欲でした。金や、一足のくつのために、人を売りました。彼らは淫乱でした。父と子が一人の若い女の所に通いました。「神様を信じる人が、どうしてそのようなことができようか。」という声も聞こえます。彼らはうわべだけで生き、エジプトから導き出された恵みを忘れました。神様に献身したナジル人に酒を飲ませて、堕落させました。預言者には、預言をできなくしました。神様は、彼らのこのような罪のために、「束を満載した車が押さえつけられるように、彼らを押さえつける。」と言われました。つまり、その刑罰から誰も抜け出すことができず、誰も避けることができないということです。

祈り:主よ!私がいつも御言葉を慕い求め、聖なる生活をする中で、避けることができない神様の罰を積み重ねることがないように、助けてください。

一言:わたしはあなたを・・・


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