聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2002]

2002年 12月 04日 (水)

ヨハネノ黙示録3:1-13
それを固く守りなさい

Ⅰ.神様の御前で全うしなさい(1-6)
 サルデス教会は主がご覧になる時死んでいる者のようでした。サルデス教会は人々が見る限りでは生きていましたが、神様がご覧になる時には死んだ教会でした。彼らの信仰の行ないは全うされたとは言えませんでした(1,2)。主は彼らに言われました。「だから、あなたがどのように受け、また聞いたのかを思い出しなさい。それを堅く守り、また悔い改めなさい。」(3a)悔い改めなければ、神様の裁きが盗人のように来ると警告されました。
 しかしそのような中でもサルデス教会には少数の人々が信仰を守っていました。主は彼らが将来主と共に白い衣を着て最後の栄光に参加するようになると激励されました(5)。
Ⅱ.彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ(7-13)
 フィラデルフィア教会は能力ある人々は少ないですが、固く信仰を守りました(10)。ダビデのかぎを持った主が彼らに二つの約束をされました。サタンの会衆に属する者、すなわちユダヤ人だと自称する者たちをひれ伏させることと将来来る試練の時には彼らを守ってくださることでした(9,10)。
 しかし主がすぐに来られるので、持っている信仰を固く守るように言われました。その時まで信仰によって勝利を得る者は神様の聖所の柱となり、神様の名前を書き記してくださいます(12)。

祈り:主よ!私が人間的に能力のある者になろうとしていた罪を悔い改めます。私が信仰の人になり、主を喜ばせる生活をするように助けてください。

一言:能力より信仰



2002年 12月 05日 (木)

ヨハネノ黙示録3:14-22
目に塗る目薬を買いなさい

Ⅰ.霊的に目が見えるようになりなさい(14-18)
 ラオデキヤ教会は冷たくもなく、熱くもありませんでした。主は彼らを口から吐き出そうとされました(15)。しかしラオデキヤは、「自分は富んでいる。乏しいものは何もない。」と思っていました。ところが実際にはみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者でした(17)。
 ラオデキヤ教会に対して主はどんな命令をされたのでしょうか。18節をご覧ください。彼らはイエス・キリストの血で罪が洗い流され、義の白い服を着て裸の恥を現さないようにしなければなりません。目が見えるようになるために、聖霊の目薬を買わなければなりません。
Ⅱ.戸をあけなさい(19-22)
 主は、以上のようにいろんな面で教会をとがめられました。これは彼らを愛してくださったからです(ヘブ12:5,6)。それで私たちが主にとがめられ、懲らしめを受けた時、主の愛を疑ってはいけません。心から懲らしめを受け入れ悔い改めなければならないのです。主はいつも戸の外に立ってたたいておられます。私たちが主の御声を聞いて心の戸をあけるなら、主が入って来られ私たちとあつい愛の交わりをされるのです(20)。
 聖霊が教会に与える御言葉を聞いて従う者にはイエス様とともにイエス様の御座につくようになるのです(21,22)。

祈り:主よ!私が霊的に盲目な者であることを告白します。聖霊によって私の目を開けてくださり、私の本当の姿を見せてください。私が主の前で豊かな者になるように助けてください。

一言:目を開けてはっきり見なさい


<<(1)    前のページ(2)    3    次のページ(4)    (19)>>

聖書別日ごとの糧