聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2002]

2002年 12月 12日 (木)

ヨハネノ黙示録10:1-11
神の奥義は成就する

Ⅰ.もうひとりの強い御使い(1-7)
 ヨハネは、もうひとりの強い御使いが雲に包まれて天から降りて来られるのを見ました。ところがその頭上には虹があって、その顔は太陽のようであり、その足は火の柱のようでした(2)。その方は救いの約束を成就される救いの主であり、人々を照らすいのちの光であり、天と地の権威を持っておられる王の王です。その手には小さな巻き物、すなわち神様の御言葉を持っておられました(2)。その声は天地を振動させました。
 このキリストが仰せられました。「第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する。」神様は預言者たちを通して救いと裁きのメッセージを伝えられました。このメッセージがすなわち福音です。神様はこの福音の奥義の通りに、終りの日に必ず成就されるのです。
Ⅱ.巻き物を食べたヨハネ(8-11)
 使徒ヨハネは命令に従ってその巻き物を受け取って食べました。その巻き物は、言われた通りに口には蜜のように甘く、腹には苦いものでした。私たちが神様の秘密、すなわち福音を知るようになれば蜜のように甘いのです。
 ところが福音の真理の通りに生き、福音を伝えようとする時、苦痛が伴います。ヨハネは裁きに関する預言の御言葉も伝えなければならないのです(11)。おそろしい裁きに対して伝えることは彼にとって大きな苦痛でした。

祈り:主よ!神様の奥義が必ず成就することを信じます。私が苦痛を受けても福音を証しすることに力を入れることができるように祈ります。

一言:神様の奥義がみな成就する


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