聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2002]

2002年 12月 14日 (土)

ヨハネノ黙示録12:1-17
女と龍

Ⅰ.荒野で苦しむ女(1-6)
 一人の女がいましたが、彼女は太陽を着て、月を足の下に踏み、その頭には十二の星の冠をかぶっていました。ところがこの女は産みの苦しみと痛みのために叫び声をあげていました。
 彼女が生む男の子は将来鉄の杖ですべての国々の民を牧する方、すなわち神様の御子キリストです(5)。悪魔は出産しようとする女の前で、お生まれになるキリストを飲み込もうと待っていました。ところが神様はその男の子を神様のみもと、その御座に引き上げられました。
Ⅱ.天から追い出された龍(7-17)
 天で天使長ミカエルと悪魔の戦いが起こりました。悪魔はこの戦いで敗れ、彼の使いどもとともに天から追い出されました(9)。それでこの地に神様の救いと力と国と、キリストの権威が現れたのです(10)。兄弟たちは小羊の血と、自分たちのことばのゆえに悪魔に打ち勝ったのです(11)。
 天から追い出された悪魔は男の子を産んだ女を迫害します。これは神様の教会が七年の大患難のうちの後期に受ける患難を指します(6,14)。それでこの地にいる信者たちは多くの迫害を受けるようになるのです。また絶えず信者たちを誘惑し倒そうとします。しかし天ですでに光と善が勝利したように、この地でも神様の戒めを守る人々が勝利できることを信じます(12)。

祈り:主よ!私がイエス・キリストの血の力で悪魔に勝つことを願います。

一言:すでに勝利した戦い


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