聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 01月 14日 (水)

創世記6:1-22
主の心にかなっていたノア

Ⅰ.ノアの時代の人々(1-7,11,12)
 人が地上に増え始めると、罪の勢力も、毒キノコのように広がって行きました。罪の毒素は、神様の息子であるセツの子孫にまで、広がって行きました。彼らは、人間的な人々が産んだ娘たちの外見にだけ惑わされ、肉体的な結婚をしました。心に神様を置くことを嫌い、肉体の欲のままに、行ないました。神様がご覧になる時、彼らは肉(獣)に過ぎませんでした(3)。また、当時は、ネフィリム族が肉体の力を誇りました。地は、神様の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていました(11,12)。神様はその時代をご覧になり、人を造ったことを、嘆かれました。そして、洪水で世を滅ぼそうとされました。
Ⅱ.主の心にかなっていたノア(8-10,13-22)
 しかし、ノアはその時代の人々とは違いました。彼は正しい人であって、その時代にあっても、全き人でした。彼はこの世と調子を合わせず、神様とともに歩みました。また、罪深い世の中で、積極的に義を広めました(Ⅱペテ2:5)。神様は、このような彼に恵みを施され、洪水のさばきから救おうとされました。神様は彼に、「あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。」と言って、契約を結ばれました。神様は、この世と妥協せずに、信仰によって生きる人を尊ばれ、必ず救ってくださいます。時には、神様と共に歩む生活が、あまりにも辛く感じられることもあります。しかし、それはまさに、私の救いの箱舟を備える祝福の人生です。

祈り:主よ!罪深い世の中で、主と共に歩もうとすると、苦難が多いです。しかし、この道が救いと命に至る道であることを、信じます。

一言:私のために、箱舟を造ろう


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