聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 01月 19日 (月)

創世記10:1-32
ノアの息子の子孫

 大洪水の後、ノアの息子、セム、ハム、ヤペテに子どもが生まれました(1)。
 ヤペテの子孫はゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メシェク、ティラスです。ヤペテの子孫から海沿いの国々が分かれ出て、その地方により、氏族ごとに、それぞれ国々の国語がありました(5)。ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナンです(6)。クシュはニムロデを生み、ニムロデは地上で最初の権力者となりました(8)。彼は主のおかげで、力ある漁師となったので、「主のおかげで、力ある漁師ニムロデのようだ。」と言われるようになりました(9)。
 ハムの子孫の中には、後にイスラエルの敵となるカナンの子孫が現れます。カナンから長子シドン、ヘテ、エブス人、エモリ人、ギルガシ人、ヒビ人などの諸氏族が分かれ出ました。それでカナン人の領土は、シドンからゲラルに向かってガザに至り、ソドム、ゴモラ、アデマ、チェボイムに向かってレシャにまで及びました。セムにも子が生まれました。セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、ヤペテの兄でした(21)。セムの子孫のうち、アルパクシャデはシェラフを生み、シェラフはエベルを生みました。エベルにはふたりの男の子が生まれ、ひとりの名はペレグでした。彼の時代に地が分けられていたからです。もうひとりの兄弟の名はヨクタンです(25)。ヨクタンの子孫の定住地は、メシャからセファルに及ぶ東の高原地帯でした。神様は、大洪水によって世をさばかれました。しかし、ノアの三人の息子たちを通して、諸国の民が地上に分かれ出ました。この神様は、イエス・キリストの尊い十字架の血によって選び分けられた私たちを通して、多くの子孫たちを残してくださる方です。私たちが神様を恐れ敬う生活を行なう中で、私たちを通して、神様を恐れ敬う子孫が多く生まれるように、お祈りします。

祈り:主よ!神様は残された者を通して、諸国の民が分かれ出るようにされる方です。私がこの神様を恐れ敬う中で、この時代、神様を恐れ敬う民を立てる御業が起こるようにしてください。

一言:私を通して、多くの子孫を


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