聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 01月 20日 (火)

創世記11:1-9
ことばを混乱させた神様

Ⅰ.バベルの塔を建てた人々(1-4)
 当時、全地は一つのことば、一つの話しことばでした。それで、人類の文化は、急速に発達して行きました。しかし、それによって、人々は傲慢になり、言いました。「さあ、われわれは町を立て、頂が天に届く塔を立て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」(4)。彼らは、神様の御名をあがめることより、自分たちの名を上げようとし、自分たちが神様より高くなろうとしました。
Ⅱ.ことばを散らされた神様(5-9)
 神様は、ご自分に敵対する人間の傲慢を、そのままにして置かれませんでした。人間のことばを散らされることで、彼らが一つになって、神様に敵対することを止められました。歴史的に、人々は絶えず「バベルの塔」を建てて、神様に敵対して来ました。今日も、哲学と教育の名のもとに、ヒューマン・コンピューター、複製人間、脳科学などの、科学と言う名のもとで、神様に敵対しています。文化や科学が悪いのではありません。それを作り出して使う人々に、神様がいないので、傲慢になり、神様に敵対し、悪の道具として用い、みずから破滅を招いていることが問題なのです。歴史上、神様はバベルを建てた文明を看過せず、戦争、地震、火山、疾病など、さまざまな災いで破壊されました。人間は、決して創造主である神様に敵対することはできません。神様だけが、本当の歴史の主管者です。

祈り:主よ!人が続けて傲慢になるなら、破滅を招いてしまうだけです。心を低くし、神様の栄光のために生きるように、助けてください。

一言:傲慢は滅びに至る


<<(1)    前のページ(10)    11    次のページ(12)    (45)>>

聖書別日ごとの糧