聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 01月 23日 (金)

創世記14:1-24
アブラムに勝利をくださった神様

Ⅰ.ロトを救ったアブラム(1-16)
 ロトが住んでいたソドムの町が、周辺の強大国との戦争で負けると、ロトも捕らえられて行きました。ロトはソドムの町で、しばらくの間、都市文化の生活を楽しんでいて、持ち物をみな奪われ、戦争の捕虜となりました。この知らせを聞いたアブラムは、すぐに三百十八人の兵士を率いて、夜間の奇襲攻撃をして敵を破り、ロトを救出しました。考えて見ると、アブラムが土地を譲った時、ロトは住みやすい所を選び取ったずるい人でした。しかし、アブラムは、最後までロトを愛しました。たとえ敵が強くても、ロトを救おうとする思いで、敵に立ち向かいました。神様は、このようなアブラムに、敵をその手に渡され、勝利をくださいました。牧者の心情が偉大な勝利を生みました。
Ⅱ.ソドムの王の贈り物を拒んだアブラム(17-24)
 アブラムが勝利の凱旋歌を歌いながら戻って来た時、メルキゼデクとソドムの王が彼を迎えました。メルキゼデクはアブラムを祝福し、勝利を下さった神様を賛美しました。アブラムは、このような彼に、十分の一をささげました。アブラムは、自分に勝利を下さった方は神様であることを受け入れました。しかし、アブラムは、ソドムの王が与える戦利品は辞退しました。彼は、戦争の代価や人が与える物を得ようとはしませんでした。彼は、全てのものは神様がくださることを信じ、ただ、神様だけがお与えになる物だけを得ようとしました。

祈り:主よ!勝利と祝福は神様がくださいます。私に、人の祝福に頼ることより、神様を信じる信仰をください。

一言:勝利と祝福をくださる神様


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