聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 03月 02日 (月)

創世16:1-16
家庭の問題を解決してくださった神様

Ⅰ.ハガルをめとったアブラム(1-6)
 アブラムが神様に従ってから十年が過ぎましたが、一向に子どもが生まれませんでした。子どもを産めないサライの焦りは、限界に達しました。サライは、神様の時を待ちきれませんでした。それで、自分の女奴隷を妾として夫に与え、子どもを得ようとしました。サライの言葉を聞いたアブラムはハガルを妻として受け入れました。その結果、ハガルはみごもるようになり、家庭は、解決するのが難しい複雑な問題に発展して行きました。問題を、人間の方法によって解決しようとするなら、さらに複雑な問題に陥ってしまうだけです。
Ⅱ.家庭の問題を解決してくださった神様(7-16)
 サライとハガルの間の不和は、アブラムには解決できませんでした。ところが、神様はその家庭の問題を解決してくださいました。まず、ハガルが女主人のサライに服従させることで、家庭の秩序を正しました。また、将来ハガルから生まれる子の名前をつけて、その将来を祝福してくださる、と約束してくださいました。神様は、ハガルの苦しみを聞き入れられ、彼女を見守ることで、アブラムの過ちと咎を担ってくださいました。この神様は、私たちの過ちと咎と弱さを全て担ってくださいます。私たちは足りなく、罪深い存在ですが、望みを持って、続けて信仰によって生きられるのは、神様が私たちをこのように愛してくださるからです。

祈り:主よ!私が神様の約束を待つ信仰がなくて、いつも罪を犯します。しかし、私を担ってくださることを信じて、新しい力を得ました。

一言:観察される神様


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