聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 03月 06日 (金)

創世19:1-38
ソドムとゴモラをさばかれた神様

Ⅰ.ロトの最期(1-22,30-38)
 ソドムとゴモラの悪は極度に達しました。淫乱と暴力がはびこる無法地帯でした。神様は、彼らを滅ぼさずにはいられませんでした。しかし、神様はアブラハムの祈りを聞かれ、ロトは滅亡から救おうとされました。ところが、ロトは、恐ろしいさばきが差し迫っているにも関わらず、世に対する未練を捨てることができずに、踏みとどまっていました。娘婿たちは、神様の御言葉を冗談として受け止めました(14)。彼の妻は、滅びる町と置いて来た宝が惜しくて、後ろを振り返り、塩の柱になりました(26)。二人の娘とかろうじてさばきを免れたロトは恐ろしくて、暗いほら穴で生活しました。ソドムの町の罪に染まった娘たちは、父親に酒を飲ませて、不義の種を残しました。ロトの最期は暗く、みじめで、罪の実だけが残りました。ロトがこのようになったのは、神様と世の中の間に二股をかけていたからです。彼は知恵ある者のように見えましたが、最も愚かな者でした。
Ⅱ.ソドムとゴモラをさばかれた神様(23-28)
 神様は硫黄の火を雨のように降らせて、ソドムとゴモラをさばかれました。御言葉の通りに生きず、肉体と情欲に従って生きる者たち、神様の御言葉を冗談のように思い、あざ笑う者たちは恐ろしい神様のさばきを逃れることはできません(Ⅱペテ3:1-13)。一度死ぬことは定まっていることであり、その後には、必ず恐ろしいさばきがあります(ヘブ9:27)。

祈り:主よ!私が肉体の情欲と世の欲望のまま生きて来た罪を、涙を流して悔い改めます。今から私は、神様の御言葉に従って生きます。

一言:ロトの妻のことを覚えていなさい(ルカ17:31,32)


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