聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 03月 07日 (土)

創世20:1-18
アブラハムを預言者としてお立てになった神様

Ⅰ.アビメレクのところに来られた神様(1-7)
 アブラハムは南の方に移り、ネゲブに住みながら、彼の妻を妹と偽る罪を、また犯しました。エジプトの時と同じように、今度は、アビメレクに妻を取られるようになりました。しかし、神様がその日の晩に、アビメレクの夢の中に現れ、罪を犯さないように止め、サラを保護してくださいました(6)。また、神様はアビメレクに、アブラハムを預言者として受け入れ、彼の祝福を受けるようにとお命じになりました(7)。アブラハムはくり返して罪を犯しましたが、神様は、彼のあやまちと短所を担ってくださり、異邦人の心の中に、神様のしもべに対する恐れを植えてくださいました。
Ⅱ.アブラハムを預言者としてお立てになった神様(8-17)
 アビメレクは、翌朝早く起きて、アブラハムを呼び寄せ、一部始終を聞きました。アブラハムはあれこれと言い訳しましたが、前後のつじつまがうまく合いませんでした。アブラハムの根本的な問題は、全能なる神様を信じることができない不信仰であり、それに伴う恐れでした。しかし、アブラハムはこの出来事を通して、神様が自分を預言者として立ててくださったことを、悟りました。彼は、アビメレクのために祈り、その妻と、はしための胎を開くようにしました(17)。神様は、アブラハムの失敗にも関わらず、彼を最後まで保護し、異邦の預言者として立ててくださいました。

祈り:主よ!私が人を恐れたり、神様の栄光をふさぐ罪を悔い改めます。私が国々の預言者として、大胆に主の御言葉を宣べ伝えます。

一言:祈る預言者


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