2015年 03月 10日 (火)
アブラハムを試練に会わせられた神様
Ⅰ.ひとり子イサクを全焼のいけにえとしてささげなさい(1-10)
神様はアブラハムを試練に会わせられるために、アブラハムが最も慈しんで愛しているイサクを、全焼のいけにえとしてささげなさい、とお命じになりました。全焼のいけにえとしてささげることは、神様に対する愛と献身のしるしです。神様は、ご自分に対する愛のしるしとして、アブラハムが最も慈しみ愛しているひとり子イサクを神様にささげなさいと言われました。神様は、アブラハムがイサクをもっと愛しているのか、神様をもっと愛しているのかを、試みようとされました。アブラハムは、このような試練をどのように担ったのでしょうか。朝早く起きて、御言葉の通りに、聞き従いました。山に登りながら、イサクと会話をした時、アブラハムの心は本当に張り裂けんばかりの思いだったことでしょう。イサクは神様の祝福です。しかし、アブラハムは、祝福より、祝福をくださる神様をもっと愛しました。
Ⅱ.アブラハムを祝福してくださった神様(11-19)
神様は、アブラハムの信仰に大きく感動を受けました。「今、わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった。」そして、神様は一頭の雄羊を準備して置かれました。アブラハムはそれを取り、全焼のいけにえとしてささげ、その場所を、「アドナイ・イルエ」と名づけました。「アドナイ・イルエ」とは、主の山の上には備えがあるという意味です。アブラハムは、神様の試練を担うことで、これを体験するようになりました。神様はアブラハムの信仰を祝福してくださいました(18)。
祈り:主よ!私が、祝福の日にも、変わることなく主を愛し、恐れ敬う者になるように、助けてください。
一言:イサクをささげなさい
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