聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2015]

2015年 07月 11日 (土)

創世記44:1-34
ユダの悔い改め

 ヨセフは家の管理者に命じました。「私の杯、あの銀の杯を一番年下の袋の口に、穀物の代金といっしょに入れておけ。」(2)。兄たちを送り出した後、ヨセフはすぐに家の管理者に後を追わせました。そして、彼らが銀の杯を持っていたことを追求しました。また、銀の杯が見つかった者が、ヨセフの奴隷になる、と言いました。果たして、ベニヤミンの袋の中から、杯がベニヤミンの袋から見つかりました。その時、彼らは着物を裂き、おのおのろばに荷を負わせて町に引き返しました。ヨセフは兄たちを責めました。そして、杯が見つかったベニヤミンを奴隷にすると言いました。
 その時、ユダはベニヤミンをかばいました。ユダがベニヤミンの保証人となり、責任を取るとヤコブに誓ったことを守ろうとしました。ユダは年老いたヤコブのことを心配していました。このユダの姿は、以前のユダではありませんでした。もし、ベニヤミンを連れて帰らなければ、悲しみのあまり、死んでしまうヤコブのことを考えたのです。そのため、ユダは、自分が身代わりになるので、ベニヤミンは父親のもとに帰らせて欲しいと、ヨセフに頼みました。ユダの悔い改めは真実であり、具体的な実を結んでいました。

祈り:主よ!私も悔い改めの実を結び、愛を実施んするしもべに成長するように助けてください。

一言:悔い改めの実を結ぶ人


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